Railsのデータベース接続の設定
O/Rマッパーとは?
リレーショナルデータベストオブジェクト指向言語との橋渡しを受け持つライブラリ。
config/databese.ymlファイルに接続設定を記述します。
Railsでは開発環境での変更が本番環境で影響を及ぼすようなことがないよう、
3つの環境が用意されています。
development :開発用
test :テスト用
production :本番用
1.テーブルの作成(目安時間:20分)
まずモデルクラスの作成を行います。
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rails generate model 名前 field:type (options)
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上記コマンドにより、[アプリケーションルート/db/migrate]
にマイグレーションファイルが作成されます。
railsでは「マイグレーション」という機能を使い、テーブルの作成や修正を行います。
以下コマンドにより、マイグレーションファイルを実行します。
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rake db:migrate
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2.テストデータの作成
Railsではテストデータを作成するためにフィクスチャという機能を使用します。
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rake db:fixtures:load FISTURES=(データの元となるymlファイルなど)
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また、以下のコマンドからデータベースクライアントを起動し、
データベースの内容を確認できます。
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rails dbconsole
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データベースクライアントが起動したら、
以下コマンドによってテーブルの内容やデータを確認できます。
.table → テーブルの一覧
.schema ○○ → ○○テーブルの構造
SELECT * FROM ○○; → テーブルのデータ
Rubyの知識ゼロの状態からHerokuでRuby on Railsアプリを公開する!(Windows環境)②
1.以下のアドレスからAptana Studioをダウンロードします。(目安時間:20分)
http://aptana.com/products/studio3/download
今回はStandalone Versionを使用します。
ダウンロードしたファイルを起動し、設定は全てデフォルトのまま
インストールします。
2.Aptana Studioで新規アプリケーションを作る。(目安時間:15分)
Aptana Studioが無事起動することを確認したら、
File→New→Railsプロジェクト を選択します。
New Rails Project画面が起動するので、Nameに「sample」と入力し、Finish。
*Generate Appの説明
Use the standard 'rails' generator
→ Railsのアプリ生成機能を利用してアプリ作成。
Clone an existing git project
→ すでにあるgitプロジェクトのアドレスからプロジェクトをコピーしてきて作成。
I'll generate my own code
→自分の力で作成。
Aptana Studioの左側に表示されているApp Explorerを見ると、
たくさんフォルダ、ファイルが作成されていることが分かります。
3.作ったアプリケーションをローカル環境で動かす。(目安時間:15分)
App Explorerの「Commands」(歯車が二つあるようなアイコン)から
「Run server」を実行します。
WEBrickが起動し、コンソール画面に
「INFO WEBrick::HTTPServer#start: pid=11528 port=3000」
と表示されたら成功です。
以下のアドレスにアクセスし、「Welcome aboard」という画面が表示されたら成功です。
4.アプリケーションをHerokuにデプロイする。(目安時間:20分)
App Explorerno「Publish」(ダンボール箱みたいなアイコン)から
「Run Web deployment Wizard」を選択します。
Select a deployment providerという画面が開くので、
「Heroku」を選択して「Next」。
メールアドレスとパスワードの入力を要求されるので、
Heroku登録時に設定したアドレスとパスワードを入力し、「Submit」。
名前はそのままで「Finish」をクリックすると、Railsプロジェクトをデプロイできます。
*HerokuのGemをインストールしていない場合は、インストールするか聞かれるので、
ここでインストールします。
ターミナルで実行状況が表示されていき、
またまたメールアドレスとパスワードの入力を要求されるので入力します。
https://dashboard.heroku.com/apps
にアクセスし、Appsに「sample」が追加されていたら成功です。
Rubyの知識ゼロの状態からHerokuでRuby on Railsアプリを公開する!(Windows環境)①
まず、1~3でRubyとRuby on Railsのインストールを行います。(目安時間:1時間)
1.Rubyをインストールする。
http://rubyinstaller.org/downloads/archivesから
Ruby 1.9.3-p385をダウンロードする。
「Add Ruby executables to your PATH」にチェックをいれて、インストール。
コマンドプロンプトを起動し、
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ruby --version
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と入力し、インストールされていることを確認。
Rubyのバージョンが1.9以降であれば,RubyGemsも標準添付されるので、
以下のように入力し、RubyGemsがインストールされていることも確認。
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gem --version
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2.Ruby on Rails3のインストール
コマンドプロンプトで以下のように入力。
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gem install rails
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*Rails のインストールで file ‘lib’ not found と怒られたら・・・?
RDoc(Documentation from Ruby Source Files)をインストールしておく。
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gem install rdoc
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以下のように入力し、Railsがインストールされていることを確認。
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rails --version
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3.SQLite3のDLLのインストール
3-1. コマンドプロンプトで以下のように入力。
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gem i sqlite3-ruby
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3-2. sqlite3.dllをインストールし、「C:\Ruby193\bin」にコピー。
以上の1~3の手順でRubyとRuby on Railsのインストールが完了です。
次に4~6で、Rubyアプリケーションをherokuに公開する準備を整えます。(目安時間:40分)
4.Herokuにユーザ登録をする
Herokuのサイトにアクセスする。
右下にある「Sign Up」ボタンをクリックし、登録を進める。
5. Gitの導入(所要時間:15分)
HerokuにデプロイするためにGitを導入する。
下記、msysgitのページでファイルをダウンロードする。
http://code.google.com/p/msysgit/
Downloadsタブを押下し、その中から
「Git-1.8.1.2-preview20130201.exe」をダウンロード。
ダウンロードしたファイルを実行し、インストールをする。
下記コマンドにより、gitが正常に呼び出せることを確認。
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git --version
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6.herokuのインストール
「bundler」というgem管理ツールも含め、herokuのインストール実行
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gem install heroku bundler
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これでHerokuにデプロイする環境が整いました。